“たけのうちしきぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
竹内式部100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その年の六月に竹内式部たけのうちしきぶの事件が起こって、世間がかなり騒がしかった。
艶書 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
……先年竹内式部たけのうちしきぶと申す処士が、王覇おうはの説を唱えまして、禁裡きんり様方の威福いふくを計りましたところ、さっそく幕府方におかれましては、竹内様をはじめとして、徳大寺大納言様やその他の公卿衆に
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼の著書『靖献遺言せいけんいげん』の如何に徳川政府顛覆てんぷくあずかりて、力ありしは、その彼よりも偉大なる革命家竹内式部たけのうちしきぶが罪案には、「『靖献遺言』等堂上どうじょう方へ講談致し候」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)