“たけたて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
竹楯50.0%
竹立牌50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強右衛門の体は、長篠城の方へ向って、高々とちゅうに掲げられた。——遠く竹楯たけたてや土塁の陰には、勝頼以下旗本の面々も来て、ひそかにここを見まもっていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そういうことを五、六度やる、するとさびなんか落ちてしまう。……さあさあ今度は楯を磨け! とりわけ竹立牌たけたてに気をつけろ。それで銃丸を防ぐことが出来る。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)