“ぞんじたてまつり”の漢字の書き方と例文
語句割合
奉存100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一昨日は御書を給はり、辱く奉存ぞんじたてまつり候。其節御恵贈の朝鮮産西洋種梨子なし、誠にやすらかにして美味、有難存候。彼の争議一件御筆にのせられ候由、以て当今社会の現況を知る事を得べく、楽しみ罷在まかりあり候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
拝啓おしつまり何かと御多忙と奉存ぞんじたてまつり候。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
かるやきかつ私家名淡島焼などと広く御風聴被成下なしくだされ店繁昌つかまつりありがたき仕合しあわせ奉存ぞんじたてまつり製法入念差上来候間年増し御疱瘡流行の折ふし御軽々々御仕上被遊候御言葉祝ひのかるかるやき水の泡の如く御いものあとさへ取候御祝儀御進物にはけしくらゐほどのいもあとも残り不申候やうにぞんじけしを