“ぞうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
造詣98.3%
造型1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今川や大内などのように文に傾き過ぎて弱くなったのもあるが、大将たる程の者は大抵文道に心を寄せていて、相応の造詣ぞうけいを有して居た。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その婦人は三十何年間日本にいて、平安朝文学に関する造詣ぞうけい深く、平生日本人に対しては自由に雅語がご駆使くしして応対したということである。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
自然の巧みな造型ぞうけい力を、この山などは典型的に示しているのではないかと思ったりした。仮に「美術品」という言葉を使うなら、八※岳などは山の中での「美術品」と言っていいかもしれない。