“そばきり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蕎麦切88.9%
蕎麥切11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶渋に蕎麦切そばきりからませた、遣放やりッぱなしな立膝で、お下りを這曳しょびいたらしい、さめた饂飩うどんを、くじゃくじゃとすする処——
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あっしがいつ腰を抜かしました。え? 親分。あっしはいつ怖いなんて言いました。辻斬や蕎麦切そばきりが怖かった日にゃ、江戸で御用聞が勤まりますかてんだ」
銭形平次捕物控:126 辻斬 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「あつしが何時腰を拔かしました。え? 親分。あつしは何時怖いなんて言ひました。辻斬や蕎麥切そばきりが怖かつた日にや、江戸で御用聞が勤まりますかてんだ」
銭形平次捕物控:126 辻斬 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)