“そてつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘇鉄91.2%
蘇鐵5.9%
蘇銕2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今考えるとほとんどその時に見た堺の記憶と云うものはありませんが、何でも妙国寺と云うお寺へ行って蘇鉄そてつを探したように覚えております。
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
蘇鐵そてつなか富士ふじよう。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ヤラフ 蘇銕そてつの実である。これは今でも穀食を補っている。沖永良部おきのえらぶ島などの味噌は、もっぱらヤラフを用い、この実の取れる十月前後に、味噌を搗くことになっている(シマの生活誌)。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)