“そじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
楚人50.0%
疎陣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楚人そじんこれを作って漢人くらう——と白雲がわけもなく納まって……
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
打っても響きのない士気をながめて、今はいかぬと、彼もさとった。しかし、彼自身の猛気は反対に彼に最後の死にもの狂いをちかわせた。夜は白々と明け、疎陣そじん、人馬の影もまばらだったが——。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)