“そしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徂春50.0%
楚俊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
計らずもこの原稿をしたためる日、在伊予宇和島の増永徂春そしゅん君から左の手紙の写しを送って来てくれた。これは『子規書簡集』にも洩れているものであるからここに全文を掲げる事にする。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
湊川みなとがわ合戦のときにも同じような話がある、楠公は合戦の前に楚俊そしゅんという禅僧をおとない、『生死不識の時如何』と死に臨んでの覚悟をきいた、楚俊は答えて『両頭を裁断し一剣天にって寒し』という
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)