“そくはく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
促迫66.7%
塞逼33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一番大きな促迫そくはくは、稲を作る適地の欠乏であったかと思う。漁獲は必ずしも定住を必要としなかったからである。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
強て忍ぶも呼吸は促迫そくはくし、尚忍ぶ時は涙と鼻汁とは多く流れ出で、両肩の疼み次第に増すを以て、両手をうしろにまわし叺の底を持ちあげて肩の重きをかろくするなり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
お由は二三度唸つて、立上つた気勢けはひ。下腹がしびれて、便気の塞逼そくはくに堪へぬのだ。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)