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そえうま
ふりがな文庫
“そえうま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
副馬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
副馬
(逆引き)
『
副馬
(
そえうま
)
には、いつも、
浅月
(
あさずき
)
を曳いて参るが、いつぞや、馬場で少し脚を
傷
(
いた
)
めたらしい故、他の馬に、鞍の用意をいたして置くように』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして三十分後には、りっぱな
副馬
(
そえうま
)
をつけて大駆けに同じ所を通っていた。御者だと自ら言ってる馬丁は、馬車の
轅
(
ながえ
)
の上に乗っていた。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
引かせた
副馬
(
そえうま
)
に
跨
(
また
)
がって少し歩ませてみては、いいかげんで馬上から飛び下りて、一行と共に談笑しながら
徒歩立
(
かちだ
)
ちになるという行進ぶりです。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
『お
副馬
(
そえうま
)
が、変ったので、今、急に
御鞍
(
おくら
)
を取り変えたり、手入をし直したりして、やっと仕舞ってきた』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
われわれがこれまで述べきたったあの旅客は、馬車からおり、宿屋の人たちのあいさつにはほとんど目もくれず、
副馬
(
そえうま
)
を返し、そして自ら小さな白馬を
廐
(
うまや
)
に引いて行った。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
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