“そうひのき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
総檜83.3%
總檜16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
総檜そうひのき破風造はふづくり、青銅瓦のさびも物々しく、数百千種の薬草霊草から発する香気は、馥郁ふくいくとして音羽十町四方に匂ったと言われるくらい、幕府の御薬園の権威は大したもので
とうとう出たのは、掘割を、前にひかえた、立派な角店、——総檜そうひのき土蔵くらづくり、金看板を夜中ながらわざと下ろさず、堂々と威を張っているのが、いわずと知れた広海屋の本店だ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
總檜そうひのき破風はふ造り、青銅瓦せいどうがはらさびも物々しく、數百千種の藥草靈草から發する香氣は、馥郁ふくいくとして音羽十町四方に匂つたと言はれるくらゐ。