“そうたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
藪沢50.0%
叢沢25.0%
草沢25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二王ここにおいてあまねく林野藪沢そうたくに宣伝せしめ、諸禽獣をして相融和して争闘するなからしめ、いささかも他を傷害するものあればこれを片裂すべしと命じ、皆一所に飲食歓楽せしむ。
右の一行が山林叢沢そうたくの蔭に見えなくなってしまうと、広い荒野原の開墾地に、お銀様ひとりだけの姿です。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
張順と李逵とは、手をつないで野に歌う牧童のように、仲よくもつれ合って出て行った。まことやこれ、虚心の自然児、草沢そうたくの英雄ともいうべきたぐいか。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)