“ぜんぱく”の漢字の書き方と例文
語句割合
前膊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この川に添うて、またかのすかんぽが簇生ぞくせいして居り、幼年の者しばしばそれをたしなむのである。花の莖の太く短く、青女あををんな前膊ぜんぱくの如き感じを與へるのが最も佳味であつた。
すかんぽ (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
左の前膊ぜんぱくを胸壁にのせ、足を交差させたまま、ささえになっている腰へ右手をあてて立っていた。