“せきえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石英80.0%
隻影20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あっちの家からもこっちの家からも人が出て通りをいております。水がまかれ牛糞ぎゅうふんや石ころはきれいにとりのけられ、また白い石英せきえいすなかれました。
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
間もなく私はまっ白な石英せきえいすなとその向うに音なくたたえるほんとうの水とを見ました。
インドラの網 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
九十 人間の隻影せきえいも、人工の隻影も残ってはいぬ、イヤ天工の隻影さえも無くなったと云うべき程だ。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)
全くこの風の向かう所には人工の隻影せきえいなしだ。
暗黒星 (新字新仮名) / シモン・ニューコム(著)