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せいごう
ふりがな文庫
“せいごう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
精好
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精好
(逆引き)
そんな話をしているところへ、幕をかかげてヌッと入ってきた、目のさめるような少年、のし目の紋付、
精好
(
せいごう
)
の袴に長刀を左にたずさえて
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
藤色のふりそでに
精好
(
せいごう
)
の
袴
(
はかま
)
、気品すぐれた少年がひとり、
灯籠
(
とうろう
)
の上につったって、何やら印をむすんでいるのです。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
曙染
(
あけぼのぞめ
)
のりっぱな小袖、
精好
(
せいごう
)
の
袴
(
はかま
)
、青じろい顔をキッとおこして、天地に恥じぬ
面
(
つら
)
だましいは、まことに、美玉のようにきよらかで、後光がさしそうな威厳があったのです。
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
さやさやと衣摺れの音が聞えるのは、
羽二重
(
はぶたえ
)
か
甲斐絹
(
かいき
)
か
精好
(
せいごう
)
か
綸子
(
りんず
)
でなければなりません。
銭形平次捕物控:126 辻斬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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