“すまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
素股66.7%
洲股33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年じゅう素股すまたの魚屋から、裸商売のつくだから来るあさり売りまで、異国の人に対しては、おのれらの風俗を赤面するかに見える。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
僕と一緒に何処どっかへ女郎買に行ってしまい、あいつ二人に素股すまたを喰わせるとはうだえ
先生の達見は実に敬服の至りである。洲股すまたの城普請は土木工事であるから、一夜に出来たかも知れぬが、国民性の発現なる法律は、一夜の内に変えることは出来ない。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)