“すはまがた”の漢字の書き方と例文
語句割合
洲浜形100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あと三個も、補助席二脚へ揉合もみあって乗るとひとしく、肩を組む、頬を合わせる、耳を引張ひっぱる、真赤まっか洲浜形すはまがたに、鳥打帽を押合って騒いでいたから。
灯明之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そのさきは小砂利を洲浜形すはまがたとでもいったように敷いてあったのだが、その芝生の上に、夫婦めおとになって二本高く茂っている孟宗竹の下で、物影の動くのを認めたからです。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)