“すずりいし”の漢字の書き方と例文
語句割合
硯石100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硯石すずりいしとして日本一といわれる「雨畑あまばた」も甲斐の産であります。名は地名にもとづきます。石の色は黒で、発墨の工合がよいといわれます。これに優れた形を与えるのが工人たちの務めであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
石巻ノ衰ヘタ原因ハ如何いかニモ明白デアル、水ニさけまぐろガアル、陸ニ石、糸ガアル、長十郎梨ガアル、雄勝ノ硯石すずりいしモアル、渡ノ波ノ塩ハ昔カラ名高イ物デアル、アタリノ禿山はげやまニ木ヲ植ヱ
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)