トップ
>
すすきばら
ふりがな文庫
“すすきばら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
薄原
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄原
(逆引き)
人界の竜か、みみずか、行者の着る白衣を着ている机竜之助が、密林の細径を出でて
薄原
(
すすきばら
)
の大見晴らしの真中に立っています。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一本
(
ひともと
)
二本蘆の中に
交
(
まじ
)
ったのが次第に洲崎のこの
辺
(
あたり
)
土手は一面の
薄原
(
すすきばら
)
、穂の中から二十日近くの月を遠く沖合の空に眺めて、潮が高いから、人家の座敷下の手すりとすれずれの処をゆらりと漕いだ
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それはさておいて、今、月明を仰いでこの高原の
薄原
(
すすきばら
)
の中に、ひとり立つ机竜之助はこの時、もう眼があいていました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
すすきばら(薄原)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
すすきはら