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すざくの
ふりがな文庫
“すざくの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朱雀野
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朱雀野
(逆引き)
空は星が高く、
葛野郡
(
かどのごおり
)
へ銀河が流れる。一二軒、
長夜
(
ちょうや
)
の宴を張った揚屋の
灯
(
ひ
)
も見えるが、そのほかは静かな
朱雀野
(
すざくの
)
の夜の色。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
人を嚇してみるにはよいところ、
朱雀野
(
すざくの
)
の
真只中
(
まっただなか
)
、近来ここでは
追剥
(
おいはぎ
)
と
辻斬
(
つじぎり
)
とが
流行
(
はや
)
る、遊客は非常な警戒をした上でなければ通らないところです。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
音に聞く都の島原を、名にゆかしき
朱雀野
(
すざくの
)
のほとりに訪ねてみても、大抵の人は
茫然自失
(
ぼうぜんじしつ
)
する。
家並
(
やなみ
)
は古くて、粗末で、そうして道筋は狭くて汚ない。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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