“すごろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
双六93.4%
雙六4.9%
双陸1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう風情は現代の若い人たちには十分に会得えとくされまいと思う。それから歳の暮になると、絵双紙屋の店にはいろいろの双六すごろくがかけられる。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ついでにいふ、前の歌の「雙六すごろく」此歌の「餓鬼」皆漢語なり。〔日本 明治32・2・28 二〕
万葉集巻十六 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
やがてまた、そこらの双陸すごろく棋石ごいしに触れるような響きがして、誰かかすかな溜め息をついているようにも聞かれた。