“すくも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宿毛66.7%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桑名弥次兵衛、宿毛すくも甚右衛門の二人は、元親の命によって小高坂の邸へ遣わされた。それは天正十六年十月十四日のことであった。親実はその日客を対手にして碁を打っていた。
八人みさきの話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「矢張り宿毛すくもですか?」
求婚三銃士 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
醗酵させて固めたものを「藍玉あいだま」と呼び、まだ柔いのを「すくも」といいます。紺屋はこれを大きなかめに入れ、石灰を加え温度を適宜にし、かつ混ぜつつ色を出します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)