“すきやき”の漢字の書き方と例文
語句割合
鋤焼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦前には多くの日本留学生が此地に居り、日本飯をかしぎ、牛肉の鋤焼すきやきをし、窓前に紅い若葉の楓盆栽をおいて、端唄はうた浄瑠璃を歌つたその名残ではあるまいか。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
媼は日本の留学生に日本飯にほんめしかしいで呉れた。それから牛肉の鋤焼すきやきなどもして呉れた。併し日本飯をくとつても先づ米に幾通りかあつて、それを鑑別しないとうまい飯にはならない。
日本媼 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
「しかし、こないだの鋤焼すきやき会には弱ったね、暑くて。」
次郎物語:04 第四部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)