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すえど
ふりがな文庫
“すえど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
陶戸
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陶戸
(逆引き)
陶戸
(
すえど
)
の中の久米一は、
素地
(
そじ
)
を寄せて一心不乱に
箆
(
へら
)
をとった。ミリ、ミリ、彼の骨が鳴って、
箆
(
へら
)
の先から血が
滴
(
したた
)
りはしまいかと思われる。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何人
(
なんぴと
)
も
覗
(
のぞ
)
かせぬ、
細工場
(
さいくば
)
の
陶戸
(
すえど
)
を閉めきって、一生一品の製作に
精進
(
しょうじん
)
しているのだ。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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