“すえたの”の漢字の書き方と例文
語句割合
末頼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なアに、ふたりとも利口なたちだから、おぼえがよくッて末頼すえたのもしい」と、僕はめてやった。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
めでたいことだから祝わねばならぬけれども、お松の常識で考えては、この結婚がどうも末頼すえたのもしくは思われません。どうしても一時の権略のための結婚であるとしか思われないのであります。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)