“すいほまんさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
酔歩蹣跚100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少時しばらくの後、酔歩蹣跚すいほまんさんとして通行人に訊いたのはその序曲だった。
一年の計 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
この男だけが例の酔歩蹣跚すいほまんさんとして、全く、いい心持で、踊るが如くに踏んでいるその足許あしもとだけは変らない。
と思って見直すと、提灯持をそこに置きはなして、自分はもう前へ進んで、橋の詰の方へ酔歩蹣跚すいほまんさんとして行く姿が見える。そのぬしも酔っているが、提灯の斎藤も少なからず酔っている。