“じゅっさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
術策66.7%
述作33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その取ったのも訳があるので、ロシア政府がチベットに対しいろいろの術策じゅっさくを施すのを見兼みかねて、チベット政府の意向を探るために土地を取ったらしい。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
広海屋ひろうみやを謀師とした、奉行代官ぶぎょうだいかん浜川平之進、役人横山五助——それからおのが店の子飼いの番頭、三郎兵衛の悪業で、あらゆる術策じゅっさくふるって、手堅さにおいては、長崎一といわれていた
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
述作じゅっさくの際非常に頭を使う結果として、しまいには天をあおいで昏倒こんとう多時にわたる事があるので、奥さんが大変心配したという話も聞いた。