“しんらつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辛辣99.4%
苛辣0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に継母の私に対する憎しみもあくどく、そして辛辣しんらつになつた。父もそれに随従した。私の父は少し後妻に巻かれる方であつた。
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
そしてそういう女の弱点がかなり辛辣しんらつにえぐられていた。龍介は自分自身の経験がもう一度そこに経験しなおされていることを感じた。
雪の夜 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
平次の言葉は苛辣しんらつで、嚴重で、何んの假借かしやくもありません。