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しんもんたつごろう
ふりがな文庫
“しんもんたつごろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
新門辰五郎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新門辰五郎
(逆引き)
浅草は場末なれど、
彼
(
か
)
の
新門辰五郎
(
しんもんたつごろう
)
の持ち場とて、十番のを組といえば名が売れていました。もっとも、辰五郎は四十八組の
頭
(
かしら
)
の内でも巾の
利
(
き
)
く方でした。
幕末維新懐古談:16 その頃の消防夫のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
処で例の
新門辰五郎
(
しんもんたつごろう
)
が、見世物をするならおれの処に渡りをつけろ、といって来た事がありました。
寺内の奇人団
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
伝法院の庭を抜け、田圃の間の
畔道
(
あぜみち
)
を真直に行くと(右側の田圃が今の六区一帯に当る)、伝法院の西門に出る。その出口に江戸
侠客
(
きょうかく
)
の随一といわれた
新門辰五郎
(
しんもんたつごろう
)
がいました。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
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