“しんじこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
宍道湖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛文かんぶん十年の夏、甚太夫じんだゆう喜三郎きさぶろうと共に、雲州松江の城下へはいった。始めて大橋おおはしの上に立って、宍道湖しんじこの天にむらがっている雲の峰を眺めた時、二人の心には云い合せたように、悲壮な感激が催された。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)