“しんきくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辛気臭75.0%
心気臭25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生れつき急勝せっかちで、注意力が散漫で、じっと一つ事に身を入れることの出来ない奥畑は、見る物と云ってはせいぜい映画ぐらいなところで、芝居などは辛気臭しんきくさがってめったにのぞかないのであるが
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「よう一晩に三軒も四軒もまはつて歩きよつたもんやが、それで平気やつたもんやが、もう此頃はさつぱりあかへんな、お母ン——お母ンは心気臭しんきくさいやろな?」
世の中へ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)