“しろかたびら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白帷子87.5%
白単衣12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、白帷子しろかたびらを着て、えりに大きな数珠ずずを懸けている無法者の老人が、前へ進んで名乗った。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今日出仕を終ってから、修理は、白帷子しろかたびら長上下ながかみしものままで、西丸の佐渡守を訪れた。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
いよ/\箱根に二月ばかし行く。それが最後の別れだ、と言って、立つ前の日の朝、一緒に出て、二人の白単衣しろかたびらを買った。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)