“しょぼしょぼ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蕭々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう所からまた西南の方へ登って行き、ツォムタクバという所まで進んで宿りましたが、やはり雨が蕭々しょぼしょぼと降って居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
雨も蕭々しょぼしょぼと降って居て、町の様も静かであるのに、唯不思議なは、何者だか権田が家の入口に立ち
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
だんだん下へ降って来るに従って蕭々しょぼしょぼと雨が降りだして、今まで日光に照されて美しく光って居りました雪山の光景はいつの間にか消え去りましたが、雨中の雪峰はまた一段の眺めでございます。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)