“しょうじゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
照準71.4%
尚順28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ザベリン中尉の砲撃命令に、砲手はやむをえず、主砲しゅほう照準しょうじゅんをいそぎ鉄水母の方につけた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
爆撃手は、照準しょうじゅん鏡のクロス・ヘアーに、丸の内の中心部が、静かに動いてくるのを待った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
尚順しょうじゅん男爵の目ざましい大蒐集だいしゅうしゅうを見せてもらって、この近海が宝貝のあらゆる種類の産地であることを知り、始めてこの問題の大きさに心づき
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また当時島の王様のような尚順しょうじゅん男爵の存命中で、その知遇をも受けた。
私は今から三十年の昔、ひとたび沖縄を訪れた際に、故尚順しょうじゅん男爵の宝貝の蒐集を見せてもらったことがある。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)