“しょうぐん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
将軍64.3%
譙郡28.6%
檣群7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あります。将軍しょうぐん呉子蘭ごしらんは、小生の良友ですが、特に忠義の心の篤い人物です。義を以て語れば、必ずお力となりましょう」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また譙郡しょうぐん元参軍げんさんぐんなどと、美妓を携えて晋祠しんしなどに遊んだ。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
砂糖菓子のような回教寺院モスクの屋根も港の檣群しょうぐんも、ゆらゆら雨脚のむこうでいびつな鏡のようにゆれている。そのとき、仏マダガスカル航空フレンチ・マダガスカルサービスの郵便機が、雨靄もやをくぐりくぐり低空をとおってゆく気配。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)