“しょうかんのん”の漢字の書き方と例文
語句割合
聖観音100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに白鳳以後の彫像(薬師寺三尊、同聖観音しょうかんのん、三月堂本尊、同両脇侍りょうわきじ聖林寺しょうりんじ十一面観音等)になると、上瞼うわまぶたの線はあの、初めに隆起して中ほどに沈み
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
大吉堂のそれは立像丈余の聖観音しょうかんのんであった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東院堂の聖観音しょうかんのんがそれである。われわれは黄昏たそがれの深くならないうちにと東院堂へ急いだ。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)