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しょいちねん
ふりがな文庫
“しょいちねん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
初一念
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初一念
(逆引き)
ハリッチ発などと書くと、余が、とうとう
初一念
(
しょいちねん
)
を
貫
(
つらぬ
)
いて、ロンドン上陸後、このハリッチへ来たように
邪推
(
じゃすい
)
するであろう。しかし、事実は、大ちがいだ。
沈没男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その上に一家の事情が
纏綿
(
てんめん
)
して、三方四方が塞がったから仕方がなしに文学に
趨
(
はし
)
ったので、
初一念
(
しょいちねん
)
の国士の大望は決して衰えたのでも鈍ったのでもなかった。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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