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しゅうもく
ふりがな文庫
“しゅうもく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
衆目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衆目
(逆引き)
海女といっても、お松、お村は、室内の水槽で芸をするように育って、陽にも潮にも焼けず、小屋の空気が匂うばかりの白い肌を、何の惜し気もなく
衆目
(
しゅうもく
)
にさらして、水槽の
縁
(
ふち
)
に
起
(
た
)
ちました。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
衆目
(
しゅうもく
)
の中に置かれた、ただ一つの石のように、お袖は、何一つ答えもせず、何の表情も見せなかった。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(どうだ、寝返って、羽柴筑前どのに、
加担
(
かたん
)
しないか。
衆目
(
しゅうもく
)
の見るところ、十指のたとえ。秀吉公の将来と、信雄卿の将来とでは、比較にならぬ。いまが、考えどきだぞよ)
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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