“しなへい”の漢字の書き方と例文
語句割合
支那兵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは、しゃくにさわったから、熱湯ねっとうをわかして、かけてやったが、支那兵しなへいおなじくそのかず無限むげんなのだ。
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれども或る期待のために子供は胸をおどらせている。うっとりするような瞬間が過ぎる。やっとレンズが合い、絵がはっきり見えだす。そこには雪のなかに一人の死んだ支那兵しなへいが倒れている。
恢復期 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)