“したごころ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:シタゴコロ
語句割合
下心100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身をかくまって貰うところはないと思っていたので、わざと、ああした狂言をしたことで、いわば、今日あるための下心したごころであった。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かう発刊の都度々々におくりこすは予にも筆を執らせんとの下心したごころあればなるべし、そを知りつつ取り置くは愚なり
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
下心したごころなしにでもなかったが、いわゆるラブレーの十五分間(訳者注 飲食の払いをしなければならない不愉快な時)