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しきそくぜくう
ふりがな文庫
“しきそくぜくう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
色即是空
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色即是空
(逆引き)
色即是空
(
しきそくぜくう
)
といふことも、僕が井の哲博士の現象即實在論を駁した樣に、全くのナシングネス、
空
(
くう
)
でなければ、ただ觀念的程度にとどまつてゐる。えらいことも、玄妙なこともない。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
心も空に、吉原へ飛んで行く
遊冶郎
(
いうやらう
)
の中に、たま/\諸行無常とか、
色即是空
(
しきそくぜくう
)
とか言つた後生氣を出して、此乞食坊主の鐵鉢に、小錢を投り込んで行く人間も、
稀
(
まれ
)
にはあることでせう。
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
色即是空
(
しきそくぜくう
)
……南無阿彌陀佛。なむ阿彌陀佛。
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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