“ざっそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雑爼50.0%
雑訴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はじめて久我と逢ってからまだ四月にも足らないのに、ひとりはもう空へかえり、ひとりは汚濁おじょく雑爼ざっそのなかへのこされた。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「今日から七日の間、幕府の雑訴ざっそ(政務)を停止ちょうじしよう。すべて、つつしんでに服し、深く哀悼あいとうの意を表せ」
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)