“さぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サボウ
語句割合
詐謀80.0%
紗帽10.0%
茶房10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大坂城へ引き取ったのは詐謀さぼうであると言われるようなことが、そもそも京都方の誤解であろうと、なかろうと——あまつさえ帰国を仰せ付けられた会津を先鋒にして
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
紗帽さぼうを冠り、白紫衣はくしいを着け、飄々と李白が現われた。勿論微醺を帯びていた。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
茶房さぼう暗し春灯しゅんとうは皆隠しあり
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)