“さへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
佐平40.0%
左平20.0%
茶弊20.0%
茶缾20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
従者頭の中老人(佐平さへいという)に向って直芳はささやいた。
壁の眼の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
代々庄屋しょうやの家柄の左平さへいをはじめ若者たちもその工事場へいってたのんだのであったが、ヤリウスは首を左右にふって、左内村の人間をただ一人もやといいれなかった。
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だが、佐久間ごとき無能がそれに溺れるはひとつの茶弊さへい、茶害ともいえよう。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
好みし朱泥しゅでい茶缾さへい
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)