“さつきのぼり”の漢字の書き方と例文
カタカナ:サツキノボリ
語句割合
五月幟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取り入れるのを忘れたのであろう、かなり間遠ではあるけれど、五月幟さつきのぼりがハタハタと、風に靡く音がした。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と叫びながら築山つきやまのふもとに竿をおっ立てた。鯉が一ぴき、五月幟さつきのぼりのようにへんぽんとしている。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
五月幟さつきのぼりもたてつつ
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
ハタハタハタ……ハタハタハタと、夜風に靡く五月幟さつきのぼりの、音ばかりが聞こえてくる。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)