“さしばな”の漢字の書き方と例文
語句割合
挿花100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女王のように振舞っているのをよそに、美奈子は自分の離れの居間に、日本室の居間に、気に入りの女中を相手に、お琴や挿花さしばなのお復習さらいに静かな半日を送るのが常だった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
消し忘れた天井の電燈さえまた昨夜と同じように床の間の壁に挿花さしばなの影を描いている。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)