“さくましょうざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐久間象山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月九日、枕山は星巌夫妻の潮来いたこに遊ばんとするのを行徳ぎょうとくまで送って行った。佐久間象山さくましょうざんもこの日行を送る人の中に交っていた。象山は時に年三十一である。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
もし日本の者ならば、長崎の高島秋帆たかしましゅうはん先生か、信州の佐久間象山さくましょうざん先生あたりの部屋を見るようだわい
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「安斉先生は昔なら佐久間象山さくましょうざんぐらいの大人物さ」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)