“さくまげんばのじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
佐久間玄蕃允100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
評定（ひょうじょう）の間（ま）のあかりは、晃々（こうこう）と照って、席には一族の権六勝敏（ごんろくかつとし）、おなじく勝豊（かつとよ）、徳山則秀（とくやまのりひで）、不破光治（ふわみつはる）、小島若狭守（わかさのかみ）、毛受勝介（めんじゅかつすけ）、佐久間玄蕃允（さくまげんばのじょう）など、万夫不当（ばんぷふとう）の北国衆が
神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
使命は、槙島の配所に送檻（そうかん）してある佐久間玄蕃允（さくまげんばのじょう）に会って、秀吉の意を伝えることにあったのである。これが、やすきに似て、なかなか難しい使いであり、秀吉もそれを知って
新書太閤記：10 第十分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
こいつは苦手（にがて）だ、ばらばらともとの部屋へ逃げこむ、と同時に、佐久間玄蕃允（さくまげんばのじょう）の声で
神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)