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さかさはりつけ
ふりがな文庫
“さかさはりつけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
逆磔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆磔
(逆引き)
秩父の代官河越三右衛門が、召使の
婢
(
おんな
)
に濡衣を着せ官に訴えて
逆磔
(
さかさはりつけ
)
に懸けた所、昨夜婢の亡霊が窓を破って忍び入り、三右衛門を喰い殺したというのである。——
稚子法師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ほんとだ。殺した上に、指を一本切ったんだ。ひどい
真似
(
まね
)
をしやがる。奉行所ものろまじゃねえか、なぜ早く下手人を捕えて、
逆磔
(
さかさはりつけ
)
にしてしまわねえんだろう」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この上は、獄門、
逆磔
(
さかさはりつけ
)
、いかなる
極刑
(
きょっけい
)
も甘んじてうけまするが、どうせの罪ほろぼしに、公儀の大事にかかわるもう一つの陰謀を、
併
(
あわ
)
せて自白したいと存じます。そして、心涼しく刑を
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さかさはりつけ(逆磔)の例文をもっと
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