“さかお”の漢字の書き方と例文
語句割合
逆落100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ゆくてにまたあらわれた巽小文治たつみこぶんじ朱柄あかえやりをしごいて、燕作を見るやいな、えいッと逆落さかおとしに突っかける。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まっ白なクレエは飛びあがれるだけ飛びあがっておいて、それから、スッと逆落さかおとしに海の中へ落ちこむ。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
逃げる者の自然な原則として、その高き難路へ向うよりも、やすき低地へ向ったろうと思われるので、次郎は裸馬の尻をなぐりつけて、逆落さかおとしに追いかけました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)